「例のプール」の正体とは?新宿花園ルームの現在と料金・ロケ地事情

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「例のプール」の正体とは?新宿花園ルームの現在と料金・ロケ地事情
「例のプール」の正体とは?新宿花園ルームの現在と料金・ロケ地事情
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🎵 「例のプール」の正体とは?新宿花園ルームの現在と料金・ロケ地事情

青いタイル張りのプールに、天井から差し込む柔らかな自然光、そしてガラス張りの開放的な室内――インターネットを利用する人であれば、具体的な名称を聞かずともその光景が脳裏に浮かぶはずです。ネットスラングとして定着した通称「例のプール」は、ある特定の映像ジャンルにとどまらず、地上波テレビドラマ、特撮作品、アニメの劇中描写、さらには人気アーティストのミュージックビデオに至るまで、日本のサブカルチャー全般を席巻してきました。

長年にわたり無数のコラージュ画像やSNSミームを生み出し、海外のネットユーザーにまで「That Pool」として認知されるこの空間は、一体どこに実在し、どのような経緯でカルチャーの象徴となったのでしょうか。運営元のスタジオ情報、現在のレンタル料金や予約の手順、一般利用における諸条件まで、現場の最新データと取材実績をもとにその全貌を解き明かします。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:「例のプール」の正式名称は東京都新宿区にある撮影スタジオ「No.83 Hanazono Room(花園ルーム)」であり、株式会社ピースタイルが管理・運営を行っている。
  • 要点2:成人向け映像の定番ロケ地として認知が広まった後、地上波ドラマ(『仮面ライダーフォーゼ』『SPEC』等)やアニメの舞台として起用され、国民的ミームへと発展した。
  • 要点3:法人・個人を問わず一般予約が可能であり、基本スタジオ利用料(1時間あたり約2万円前後〜)に加えて給水・温水オプション(約1.5万〜2万円程度)を支払えば実際に水を張っての撮影・利用ができる。

ネットをざわつかせ続ける「例のプール」とは?新宿にあるスタジオの正体と発祥の背景

ネットカルチャーにおいて圧倒的な認知度を誇る「例のプール」の所在地は、東京都新宿区新宿1丁目の閑静なビル街に位置しています。正式な施設名称は「No.83 Hanazono Room(花園ルーム)」。数多くのハウススタジオを手掛ける撮影スタジオ運営企業「ピースタイル(P-Style)」が管理する、本格的な高級ペントハウス仕様のレンタル撮影スタジオです。

このロケーションが「例のプール」と呼ばれるに至った発祥の歴史は、2000年代初頭の成人向けビデオ(AV)業界に遡ります。都心のビル最上階という贅沢な立地、採光性に優れた天窓、高級マンションの一室を思わせるスタイリッシュな内装は、制作現場において「ラグジュアリーなシチュエーション」を演出する上で唯一無二の環境でした。数多の作品で舞台として重用された結果、当時の2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)や黎明期の画像掲示板において、誰からともなく「あのプール付きの部屋」「例のプール」と呼称され始めたのがすべての始まりです。

発祥当時は知る人ぞ知るアングラな符丁に過ぎませんでしたが、Web上のコミュニティの成熟とともに「画像1枚で共通の文脈を想起させるネットミーム」として爆発的な拡散力を獲得。特定の作品名を口にせずとも空間だけで意図が通じるという、日本特有のハイコンテクストなインターネット文化を代表するアイコンへと変貌を遂げました。

当時のメディア報道・掲載写真
【検証資料 1】当時のメディア報道・掲載写真(出典:upload.wikimedia.org)

なぜここまで有名になったのか?ドラマ・アニメのロケ地から世界的ミームへ昇華した軌跡

アンダーグラウンド発祥のスタジオが、なぜ一般層にまで広く知れ渡る国民的知名度を得るに至ったのでしょうか。その背景には、主要テレビ局やアニメ制作陣による「意図的かつ巧妙なロケ地起用」が存在します。

決定的な転換点となったのは、全年齢向けのメジャー作品における度重なる登場です。特撮テレビドラマ『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)では大富豪の屋敷として登場し、放送直後にSNS上で「日曜の朝から例のプールが出ている」とトレンドを席巻しました。さらにドラマ『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』(TBS系)や『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系)といった人気番組でもロケ地として採用。視聴者の間で「公式がネットミームを逆輸入している」という強烈なインパクトを残しました。

二次元コンテンツへの波及も顕著です。『咲-Saki- 阿知賀編』や『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』などのアニメ作品、各種コミックの背景描写において、特徴的な窓枠やプールサイドのレイアウトが忠実にパロディとして描かれました。これにより、実写作品を観ないアニメ・マンガファン層にまで認知が拡大。国内外のファンがスタジオを一目見ようと訪れる聖地巡礼の対象となり、現在では海外のポップカルチャーコミュニティでも「That Pool」として広く通用する国際的ミームにまで昇華しています。

【現場スペック解析】水深・広さから最新のレンタル料金・利用規約まで総点検

スタジオ「花園ルーム」の実際の空間設計は、撮影を円滑に進めるための緻密な設計が施されています。プール自体のサイズは長さ約6.6メートル、幅約3.2メートル、水深約1.2メートル。大人が全身を浸からせるのに十分な深さを備えつつ、室内スタジオとしての安全基準をクリアした絶妙な寸法設計です。フロア全体の総面積は約150平方メートルを超え、プールサイドのデッキスペース、吹き抜けのリビングエリア、バーカウンター、らせん階段などが一体となった立体的な動線が確保されています。

公式発表資料およびスタジオ料金表に基づき、利用時の具体的なコストと基本スペックを下表にまとめました。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価
スタジオ基本料金(スチール)1時間あたり 約18,000円〜25,000円前後(税別)都内ハウススタジオ:1.5万〜3万円/h都心一等地の大型水域スタジオとしては標準的かつ良心的な設定。
スタジオ基本料金(ムービー)1時間あたり 約23,000円〜30,000円前後(税別)都内ムービースタジオ:2.5万〜4.5万円/h照明機材や動画クルーの収容力を考慮するとコストパフォーマンスは極めて高い。
プール給水・温水オプション給水費:約15,000円〜 / 温水利用:約20,000円〜水張りオプション:1.5万〜3.5万円水張りには数時間の準備が必要なため、事前申請が必須条件となる。
プール設備寸法(水深・広さ)水深:約1.2m / 広さ:約6.6m × 3.2m家庭用プール:水深0.5〜0.8m本格的な潜水・浮遊撮影にも耐えうる十分なスケール感を有する。
最低利用可能時間3時間〜5時間(時間帯・曜日により変動)都内スタジオ:最低3〜4時間設定準備・撤収を含めると最低半日枠(4〜5時間)の予算確保が現実的。
活動歴および当時の関連ビジュアル記録
【検証資料 2】活動歴および当時の関連ビジュアル記録(出典:cdn-ak.f.st-hatena.com)

一般予約と利用方法の実際|個人撮影・コスプレ利用での注意点とリアルな体験談

「業界関係者しか借りられないのではないか」という先入観を持たれがちですが、花園ルームは一般の個人利用やコスプレ撮影、サークル主催の撮影会、オフ会イベントでも正規に予約・利用が可能です。予約窓口は運営会社であるピースタイルの公式Webサイトから行い、空きスケジュールの確認後に仮予約・本予約へと進むシステムが構築されています。

実際にスタジオを利用したコスプレイヤーや自主制作クリエイターの体験談を検証すると、現場ならではのリアルな利便性と注意点が浮かび上がってきます。

利用者の証言によると、「日中は天窓から差し込む自然光が非常に美しく、白飛びに注意すればレフ板と自然光だけでも透き通るような写真が撮れる」「水深が約1.2メートルあるため、水着や耐水衣装での水中浮遊カットが本格的に撮影できる」と、撮影環境のクオリティに対する評価は極めて高水準です。

一方で、留意すべき現場特有のルールも存在します。プールに水を張る場合は「給水に約3〜4時間、排水にも相応の時間を要する」ため、当日の急な水張り希望は原則として通りません。また、温水オプションを追加しない場合、秋季から春季にかけての水温は著しく低下し、被写体の体力を急速に奪う要因となります。ビルの上層階にあるため、大音量を伴う演奏や激しい振動を伴うアクション撮影には制限が課されており、事前の用途申告と規約遵守が徹底されています。

一般に知られていない盲点とネットの誤解|「入居マンション」「廃業説」の真実

Web上では長年にわたる情報伝達の中で、いくつかの都市伝説や誤認が拡散されてきました。代表的な誤解とその真相を整理します。

第1の誤解は、「高級分譲マンションの住戸であり、誰かの自宅を間借りしている」という説です。実際には建物の設計段階から撮影スタジオ用途を視野に入れて施工された商用レンタル空間であり、一般の居住空間ではありません。プライベートな生活感とゴージャスなリゾート感が同居しているのは、撮影用ハウススタジオとして計算し尽くされた空間設計の賜物です。

第2の誤解は、ネット上で定期的に浮上する「スタジオ閉鎖・廃業説」です。スタジオ機材の改修工事期間やビルのメンテナンス時に「例のプールがついに解体された」というデマがSNSで流布することがありますが、2026年現在もスタジオは通常通り営業を継続しています。内装の定期的なメンテナンスや空調設備の更新を行いながら、今なお最前線の撮影現場として稼働を続けています。

第3の誤解として「アミューズメント施設のように予約なしで現地見学できる」と勘違いするケースが散見されますが、エントランスを含めて完全予約制のプライベートスタジオです。飛び込みでの立ち入りや周辺ビルからの無断撮影は、近隣住民や他の利用者への重大な迷惑行為となるため厳に慎まなければなりません。

公の場での発言・インタビュー報道記録
【検証資料 3】公の場での発言・インタビュー報道記録(出典:ITmedia)

【プロの視点】ネットミームが定着した心理的背景とおすすめできる利用者の条件

社会心理学およびメディア論の視座から分析すると、「例のプール」という現象は「脱文脈化(Decontextualization)と再文脈化(Recontextualization)」の極めて稀有な成功例と言えます。本来は成人向けコンテンツという排他的なコンテクストに属していた記号が、ネットユーザーの「あえて直接言及しないユーモア」を媒介にして脱色され、全年齢向けのポップカルチャーへと再文脈化されました。同じ符丁を共有していること自体がコミュニティ内の帰属意識と知的連帯感を生み出す構造が、20年以上にわたるロングライフミームの原動力となっています。

【プロの結論】利用をおすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準

話題性や記号的価値が極めて高いスタジオだからこそ、利用目的によって満足度が大きく分かれます。検討時の客観的な判断基準は以下の通りです。

▼利用をおすすめできるケース:

  • コンセプト重視の作品撮りを行いたいクリエイター:水面反射や自然光を活かしたポートレート、ドラマ仕立てのMV撮影において、都内唯一無二のロケーションバリューを得られます。
  • 元ネタを熟知した仲間との合同撮影会・コスプレ撮影:作品のパロディシーン再現など、参加者全員が共通認識を持っている現場では圧倒的な盛り上がりとクオリティを両立できます。
  • 話題性・拡散力を狙う法人プロモーション:WebCMやSNS向けコンテンツにおいて、サムネイル1枚で視聴者の興味を惹きつけるフックとして機能します。

▼利用に慎重になるべきケース:

  • 単なる「記念受験」的な観光・見学気分の個人:最低利用時間や給水オプションを含めると、最低でも十数万円規模の予算が発生します。明確な撮影企画がない場合、費用対効果は見込めません。
  • 本格的な大人数での水泳・遊泳を目的とする場合:あくまで撮影用スタジオのプール(水深1.2m、長さ6.6m)であり、本格的なスイミングやアミューズメント目的の遊泳には適していません。

【例のプール】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:一般の個人でも予約して中に入ることはできますか?
A1:はい、可能です。法人・個人を問わず、スタジオの利用規約に同意し所定の料金を支払うことで、公式Webサイトから正規に予約して利用できます。

Q2:最寄駅からのアクセスや場所はどこにありますか?
A2:東京都新宿区新宿1丁目に所在し、東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前駅」から徒歩数分圏内のビル上層階に位置しています。防犯およびプライバシー保護の観点から、詳細な番地・入館方法は予約確定時に案内されます。

Q3:プールの中に実際に入って泳ぐことは可能ですか?
A3:可能です。ただし、事前に「給水オプション」の申し込みが必要です。水深は約1.2メートルあるため、水中撮影や水着での入水シーン撮影に対応しています。

Q4:冬場でもプールに入って撮影できますか?
A4:可能です。給水オプションに加えて「温水オプション」を追加することで、冬季であっても快適な水温を保って撮影を行うことができます。

Q5:見学だけの予約や飛び込み訪問はできますか?
A5:完全予約制の貸切スタジオのため、予約のない飛び込み訪問や見学は一切認められていません。事前のロケハン(現地確認)を希望する場合も、公式窓口を通じて正規の手続きを踏む必要があります。

まとめ:平成・令和を駆け抜ける名所「花園ルーム」の文化的価値

「例のプール」ことNo.83 Hanazono Roomは、単なる1つの撮影スタジオという枠組みを超え、日本のインターネットコミュニティが育て上げたひとつの「文化的モニュメント」として確固たる地位を築いています。アンダーグラウンドの片隅から始まり、テレビメディアやアニメーション、そして世界中のWebカルチャーへと越境していったその足跡は、デジタル時代の情報伝播を象徴する生きた記録です。

もし撮影や企画で利用を検討するのであれば、スタジオの規約とマナーを正しく理解し、綿密なスケジュールと予算設計をもって臨むことが成功への鍵となります。ネットの画面越しに眺めていたあの青い空間は、今も変わらず東京・新宿の空の下で、新たな表現者たちの訪れを待っています。 (出典: 例 の プール(Yahoo!ニュース)

例 の プール
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