ヒカキンのトイレットペーパー20年分は現在どうなった?買い占め疑惑の真相と結末
日本YouTube界のトップランナーであるHIKAKIN(ヒカキン)が、かつて公開して大きな話題を呼んだ伝説の動画「トイレットペーパー20年分買ってみた」。居間を埋め尽くすほどの巨大な段ボールタワーは、ファンの間で長年語り継がれる名物企画となりました。
あれから長い歳月が経過した現在、あの膨大な紙の山は一体どうなったのでしょうか。「まだ残っているのか」「引っ越しの時はどうやって運んだのか」「コロナ禍での買い占め疑惑の真相は何だったのか」など、ネット上で定期的に浮上する疑問と驚きの結末を、過去の一次発言や記録データから紐解いていきます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:2016年8月に購入されたトイレットペーパー約500ロール超は、20年を待たず約7〜8年の歳月を経てすでに使い切られた。
- 要点2:コロナ禍で拡散された「買い占め疑惑」は完全な誤解であり、品薄騒動の4年も前に正規購入された動画の切り抜きが発端。
- 要点3:度重なる豪邸への引っ越しでも捨てずに全量運搬され、愛猫の世話や事務所スタッフの日常消費によって消費が大幅に加速した。
【真相解明】ヒカキンが買ったトイレットペーパー20年分の現在と使い切った結末
結論から明かすと、ヒカキンが購入した大量のトイレットペーパーは約7〜8年の歳月をかけてすべて使い切られました。20年分として計算されていたストックは、当初の予想を大幅に上回るスピードで消費され、完結を迎えています。
この企画がスタートしたのは2016年8月8日に公開された動画でした。購入された銘柄は、肌触りの良さで知られるネピア(nepia)の「プレミアムソフト トイレットロール ダブル」。1パック12ロール入りのダンボールが大量に届き、合計約500ロール以上、購入金額は総額およそ3万〜4万円前後にのぼりました。
当時の成人男性1人あたりの平均使用量(1週間で約1ロール弱)から逆算して「約20年分」と算出されていましたが、実際の生活環境の変化が消費ペースを劇的に早めることになりました。動画内でも時折「まだこんなにある」と経過報告がされていましたが、後述する生活環境の変化を経て、現在ではすべてのロールが役目を終えています。

【比較データ】ヒカキンの20年分ストックと一般的な家庭消費の実態
ヒカキンが実行した「トイレットペーパー20年分購入」というスケールは、一般的な世帯の消費基準や住環境と比較してどれほど規格外だったのか、客観的な数値データで比較・検証します。
| 項目 | ヒカキンの企画データ | 一般的な成人単身世帯の基準 | 編集部の分析・評価 |
|---|---|---|---|
| 購入総量 | 約500〜600ロール(ダブル) | 12ロール(約3〜4ヶ月分) | 通常ストックの40倍以上に相当する規格外のボリューム |
| 購入総額 | 約30,000円〜40,000円 | 約500円〜800円/回 | 高級ライン「ネピア プレミアムソフト」を選定したこだわり |
| 占有スペース | ダンボール約10〜15箱分(約1〜2畳) | トイレ上部棚・収納ボックス内 | 都心の賃貸物件では坪単価換算のコスト負荷が極めて高い |
| 実際の完走期間 | 約7〜8年で完全消費 | 約16〜20年(理論上の単身消費) | 来客、スタッフ利用、愛猫の飼育など環境変化で消費が3倍化 |
コロナ禍の「買い占め疑惑」の真相|ネットのデマと切り抜きの罠
このトイレットペーパー企画を語る上で避けて通れないのが、2020年春のコロナ禍初期に発生した「買い占め疑惑」です。
当時、全国的なデマによって店頭からトイレットペーパーやティッシュペーパーが消え去るパニックが起きました。その最中、SNS上で「ヒカキンがトイレットペーパーを買い占めている」という画像付きの投稿が拡散され、一部で批判の声が上がる事態となったのです。
しかし、これは悪質な誤認・デマでした。拡散された画像は、騒動の4年も前である2016年8月の動画サムネイルを無断転載・加工したものに過ぎませんでした。ヒカキン本人は品薄騒動の渦中に買い占めを行った事実など一切なく、むしろ自宅に十分な備蓄があったため店頭での購入を控えていた側です。
過去のコンテンツが文脈を無視して切り取られ、時事的なパニックと結びついて炎上しかけたこの出来事は、ネット社会における情報リテラシーの脆弱性を示す象徴的な事例として記録されています。

度重なる引っ越しと保管場所の裏側|巨大ストックがもたらした生活の変化
購入から使い切るまでの7〜8年間、ヒカキンは複数回の引っ越しを経験しています。通常の引越しであれば真っ先に処分や譲渡を検討するレベルの体積ですが、ヒカキンは引っ越しのたびにすべてのトイレットペーパーを新居へ運び続けました。
当時の住まいではリビングの一角を占領し「トイレットペーパー城」と化していた段ボール群ですが、その後の豪華マンションや一軒家への転居に伴い、保管場所も進化していきました。専用の大型納戸やウォークインクローゼットの専用棚に綺麗に格納され、動画内でも「引っ越してもまだ付いてくる仲間」として度々紹介されています。
なぜ20年持つはずだったペーパーが7〜8年で底をついたのか。その主な要因は以下の3点です。
- 愛猫(まるお・もふこ)の迎え入れ:吐き戻しや粗相、ケージ周りの清掃などで日常的なペーパー消費量が跳ね上がったこと。
- 撮影スタッフ・関係者の出入り増加:チャンネル規模の拡大に伴い、自宅兼スタジオを訪れるスタッフや編集チームの利用頻度が増加。
- ダブル構造の特性:シングルタイプに比べて1回の使用あたりの巻き減りが早く、実質的な減り幅が計算値より大きかったこと。
【社会学的分析】大量ストック企画が持つ心理的引力と空間コストの教訓
ヒカキンが見せた「日用品の極端なまとめ買い」は、単なるエンターテインメントにとどまらず、消費心理学や生活設計の観点からも興味深い教訓を提示しています。
人間には「生活必需品が無限にある状態」に対して強い心理的安心感を覚える傾向があります。特にトイレットペーパーのような腐敗しない衛生用品を大量にストックすることは、原始的な生存本能を満たす快感につながります。視聴者がこの企画に強い爽快感とワクワク感を覚えた背景には、そうした深層心理が働いています。
一方で、現実的な生活空間という視点に立つと、別の側面が見えてきます。都心部の住宅において、段ボール10箱以上が占有するスペースの「家賃コスト(空間コスト)」は数年単位で換算すると数万円から十数万円に相当します。まとめ買いによるわずかな単価割引よりも、居住スペースの圧迫という見えないコストの方が上回るケースが少なくありません。
【プロの結論】まとめ買い・長期備蓄を検討する際の判断基準
ヒカキンの事例から学べる、一般家庭における日用品ストックの適正な向き不向きは以下の通りです。
- まとめ買いに向いている人:
- 戸建てや郊外など、居住スペースと独立した大容量の物置・納戸を確保できる家庭
- 買い出しの頻度を極限まで減らしたい多忙な世帯や、乳幼児・ペットがいて消費速度が極めて速い環境
- 自然災害に備え、家族全員の1ヶ月分程度のローリングストックを計画的に管理できる人
- 過度なストックを避けるべき人:
- 都心部の単身向け賃貸マンションなど、専有面積あたりの家賃負担が高い部屋に住んでいる人
- 湿気管理が難しい環境(紙製品は長期間放置すると湿気を吸い、劣化や異臭の原因になる)
- 近隣にドラッグストアやスーパーがあり、即日調達が容易な都市生活者

【ヒカキン トイレット ペーパー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ヒカキンが買ったトイレットペーパーは現在まだ残っていますか?
A1:いいえ、残っていません。2016年8月に購入されたトイレットペーパーは約7〜8年をかけてすべて使い切られ、完結しています。
Q2:コロナ禍の時に買い占めたというのは本当ですか?
A2:完全な事実無根のデマです。購入したのはコロナ禍の約4年前(2016年)であり、当時の動画サムネイルが無断転載されて誤解が広がったものです。
Q3:引っ越しの時はトイレットペーパーを捨てたのですか?
A3:捨てずにすべて新居へ運びました。ヒカキンは複数回の転居を行いましたが、その都度ダンボールに梱包して引っ越し業者に依頼し、納戸やクローゼットに保管し続けていました。
Q4:購入したトイレットペーパーのメーカーや銘柄は何でしたか?
A4:王子ネピアの「ネピア プレミアムソフト トイレットロール(ダブル)」です。肌触りにこだわった高品質なロールをまとめ買いしていました。
まとめ:20年分のトイレットペーパーが残したエンタメ史と教訓
ヒカキンが2016年に打ち出した「トイレットペーパー20年分買ってみた」という挑戦は、一見すると突飛な実験でありながら、最終的に数年の歳月をかけて本人が責任を持って使い切るという誠実な結末を迎えました。
ネット上のデマに巻き込まれながらも、引っ越しの苦労を乗り越えて完走したこのエピソードは、トップクリエイターとしてのエンタメ精神と、日用品備蓄におけるリアルな生活実態を物語る貴重な記録となっています。 (出典: ヒカキン トイレット ペーパー(Yahoo!ニュース))